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「読書中の目の動き」から個人を特定することを人工知能が可能にする

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「読書中に文字を追う目の動き」

誰もが与えられ十人十色で不変であることから個人の特定に用いられる「指紋」や「虹彩」は、近年スマートフォンなどでもパスワードの代わりとして多く利用されています。そのような個人識別に使う材料として、新しく「読書中に文字を追う目の動き」を用いることが可能になるとの研究が発表されました。

テキストを読む目の動きは、 マイクロサッケードと呼ばれる高速な運動で平均200ミリ秒から300ミリ秒の速さです。これらの動きは視覚、注意、言語、運動制御による認知プロセスが含まれ、かなり正確な個人識別に用いることができると最新の研究で明らかにされています。

学術論文を公開する arXiv.orgに掲載された論文では、眼球運動や注視パターンから読者を識別できるという主張がなされています。文章を読んでいるだけで読者に意識させることなく識別を行えるため、多くの応用分野で役立つことが期待されます。

研究では、眼球運動を追跡できる「スキャンパス」を特定し、単語の頻度や長さ、音節や品詞といった「文章の要素」と関連づけて「前の単語を見返す」「次の単語に視線を向けている」などの5つのモデルに大別しました。

個人を識別する実験では、ボランティアにランダムな11個の文章を読ませて目の動きを記録しました。結果として、人工知能は実験に参加した62人を91.53%という精度で区別できたとのことで、99.8%の精度を誇る指紋には及ばないものの、これが最先端だと研究チームは主張しています。

同様の研究は多数行われており、目の動きは個人を識別するだけではなく、その人の社交性や好奇心、誠実さなどが表れる指標として活用できると期待されています。









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